後頭神経痛は、診察や生化学検査、または画像検査などを行っても痛みの原因を特定することが出来ない特発性神経痛に属するもので、片側の首から後頭部・頭頂部、および耳の後ろに痛みが生じます。
後頭神経痛は痛む場所により、大後頭神経痛・小後頭神経痛・大耳介神経痛の三種に分けられます。
鍼灸治療は「後頭神経痛」の症状である片側の首から後頭部・頭頂部、および耳の後ろの痛みに対し、鎮痛作用で痛みを緩和するとともに、原因ともされる疲労・ストレス・冷え・血管圧迫などに対しても、疲労回復作用・精神安定作用・血流改善作用・体温調節機能などを用いて後頭神経痛の再発を予防するのです。