夜驚症(睡眠時驚愕症)は、自律神経機能と精神面が未発達である子供に生じる疾患で、睡眠中に突然、恐怖を感じて叫び声や悲鳴のような泣き声をあげたり、興奮して目を見開きパニックを起こして暴れ出したり、などといった症状を呈します。
鍼灸治療は「夜驚症(睡眠時驚愕症)」の症状である、睡眠中に突然生じるパニック・悲鳴・絶叫・頻脈・発汗・瞳孔散大・呼吸促迫・異常行動などに対し、精神安定作用・自律神経調節作用・痙攣抑止作用・鎮静作用などを用いて、不安や恐怖、また怒りや悲しみなどによる極端な感情爆発や身体症状を抑止・軽減することにより、心身の平常な状態を子供に持たせることが可能となるのです。