夜泣きは、自律神経機能と精神面が未発達である子供に生じる小児疳症や小児神経症を基盤とする症状で、ストレスや精神的素因によるものの他、遺伝子異常、脳炎・脳腫瘍・脳梗塞、また環境や糖分の摂りすぎなどといった栄養の不適当などによっても起こります。
鍼灸治療は「夜泣き」に対し、精神安定作用・自律神経調節作用・痙攣抑止作用・鎮静作用などを用いて、不安や恐怖、また怒りや悲しみなどによる極端な感情爆発や身体症状を抑止・軽減することにより、心身の平常な状態を子供に持たせることが可能となるのです。