舌咽神経痛は、診察や生化学検査、または画像検査などを行っても痛みの原因を特定することが出来ない特発性神経痛に属するもので、ものを噛んだり飲み込んだりした時、また咳やくしゃみをしたときなどに舌咽神経の支配領域である舌からノドにかけての痛みが生じます。
疫学的には、中年の男性に多く発症するとされています。
鍼灸治療は「舌咽神経痛」の症状である舌からノドにかけての痛みに対し、鎮痛作用で痛みを緩和するとともに、原因ともされる疲労・ストレス・冷え・血管圧迫などに対しても、疲労回復作用・精神安定作用・血流改善作用・体温調節機能などを用いて舌咽神経痛の再発を予防するのです。